夢を見るにあたって

 現在は絶賛年始の2021年1月2日午前2時16分、私は今から寝るところです。寝る、というと避けては通れないのが「夢」。しかもそう、今日今から見る夢はいわゆる初夢。せっかくならいい夢が見たいものです。そのためにも私が2020年に見た一番の悪夢について記し、憑き物を落としておこうと思い筆を執った次第です。あ、先に言っておくと割と汚い内容です。

 

 夢の中で私が目を覚ますと、股間に激痛が走りました。どうやらそれは股間についている茎に生じているようで、ズキズキズキズキと収まる気配がありません。触ってみるとヌルっとした感触、どうやら茎の側面から血が出ているようです(今思えば場所が場所だけに血と断言できない気もしますが、夢の中の私はそうは思わなかったみたいです。まぁ、頭じゃなくて茎からだし、血か。)。うわっ、なんだこれっ、と飛び起き、寝間着等を脱いで目視で確認すると、茎の皮の一部に楕円形の穴が開いています。出血も痛みもそれが原因のようです。何をどうしたらこんな、まさに珍妙なことになるんだと首をかしげながらもとりあえずタオルで血を拭き取りました。だんだんと出血も収まってきたようで少し安心。しかし血がなくなったことで鮮明に見えるようになった傷口に、違和感があります。「なにか」ある。恐る恐る目を近づけてみてみると、そこにあったのはまるで枝分かれするかのように生えてきた、もう一本の茎の頭だったのです。夢の中の私は叫び声をあげ、現実の私は目を覚ましました。

 

 以上が私が2020年見た夢の中で最も怖かった悪夢です。たぶん10月末くらいに見た夢だったと思うのですが、それでもここまで詳しく書けるほど、強烈に、鮮明に記憶に刻まれている、それほどのインパクトのあった悪夢でした。

 

 先ほども言った通り私は今から初夢を見に行きますが、たぶんこれよりはいい夢が見れるんじゃないかな、と思います。なんやかんや初夢のハードルを下げるのには役立ってくれたのかな、悪夢も。そしてもし夢占い有識者の方がいらっしゃったら、ちんこが枝分かれして生えてくる夢はなにを暗示しているのか、ぜひ教えてください。

A点 (土佐)

 「男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり」といえば、ネカマの走りともいえる紀貫之土佐日記ですが、私もそんなノリで書いてみました、ブログ。といっても土佐日記というよりは思ったことをただ徒然なるままにつらつらと書き連ねていく徒然草に近いのかもしれません。そもそも旅するわけでも、ネカマなわけでもないですし。

 いろいろ書きたいことはあるのですが、いきなりそれから始めるのもなぁ、って感じで。なのでとりあえずクッションのような記事を作っとこうということでこれを書いてます。なのでこの記事に何を書くかは特に決めてないんです。どうしましょ。

 ブログブログといいますが、私の感覚だとブログといえばあの微生物のやつなんですよ。中学ぐらいの時にめっちゃ流行ってて、CMとかもバンバン流してて。一時期すごかったですよね。何人かの友人が当時ブログ書いてましたけど、今も残ってんのかな。さすがに消してるのかな。中学生の時に書いた日記なんて残しておきたくないですよね。

 その流れでいうと卒業文集、あれって残酷ですよね。あんな中二病真っ盛りな時に自由なお題で作文かかせて、それを学年全員に配るんですよ。まだ日記なら自分で処分できるからいいものの、それが百部も散り散りに配布されたらもう終わり。一生、何も考えずに書いたきつい文章がどこかに残るわけです。改めて考えると恐ろしい。私は何について書いたか全然覚えていませんけど、どうせろくでもないこと書いてるんだろうなぁ。中学卒業のころなんて一番痛かった時だからなぁ。私は行ったことないのでわからないんですが、同窓会にそういう文集持ってくる人とかいるイメージ。そういう人たちはいい大人になってますよね。過去と今がしっかり区別できていてうらやましいです。過去は過去、今は今って思えているからこそ過去を振り返って楽しめるんですから。私は悪い意味で中学生のまま大人になってしまいました。いまだに過去で今が縛られている感覚があります。中二病って不治。

 とまあ何となく思いつくままに書いてきたら、書いたことを後悔した話になってしまいました。先行きが不安。先も言ったように書きたいことは何個かあるのですが、それが終わったらこのブログはどういう風になっていくのかわかりません。おいしかった食べ物の話をしているかもしれませんし、ただただ愚痴を書き連ねているかもしれません。とりあえず土佐を発ったわけですが、京に向かって進んでいくのかそれとも。ただ、到着した場所がどこであれここを出発したことは変わりませんので、今思いついたままに書いた文章を残しておきます。イェイ。

 …やっぱり土佐日記なのかもしれない。